こんにちは!
今日は園医として関わらせて頂いている幼稚園の歯科健診に行ってきました!
毎年実は一生懸命大きなお口を開けようとしてくれる可愛い園児の皆に内心メロメロになりながら、真面目に頑張っています。
今まで健診を通して関わっていましたが、もっと子供たちの健口(健康)に関わって行きたいと今年度から幼稚園の先生たちが子供たちにお話しする時間を作ってくれました!
今回はみんなのお口の役割はなんだろう?お口の中や周りには何があるかな?って皆で考えたり、お口の体操「あいうべ体操」を一緒にやったりしました。
お口の中には何がある?の問いに、「”はぐき”と”は”」と答えてくれた子もいてびっくり!
しっかり、お口の存在を意識できている事に嬉しくなっちゃいました!
「あいうべ体操」も皆、大きな声、大きな動きでしっかりやってくれて、皆でやる事の楽しさ、大切さにも改めて気づく事ができ、私たちにとっても学びの時間になりました。
歯医者さんといえば「むし歯」の治療とまだまだ思われがちですが、時代は変わり、様々な情報や家庭で使えるホームケア用品も変わったことで、お家の人たちの予防レベルも上がってきているんではないでしょうか??
私たちは「歯」はちろんですがその周りに存在する「筋肉」にも目を向けて、お口をきっかけに子供たちの健やかな成長をサポートしたいと思っています。
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スウェーデン研修で得た学びを、日々の診療へ
院長の矢吹です
9月はじめの一週間、医院を休診とさせていただき、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。この場を借りて、ご理解とご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。
実はこの期間、私はスウェーデンのイエテボリ大学歯周病科へ研修に参加しておりました。
イエテボリ大学は、歯周病治療や予防歯科の分野で世界をリードする、いわば「聖地」のような場所です。私がこの大学で研修を受けるのは、16年前に次いで2度目となります。
今回の研修も、朝から夕方まで講義がぎっしりと詰まった非常に密度の濃いものでした。観光を楽しむ時間はほとんどなく、朝の清々しい空気の中での散歩が唯一の息抜きとなりましたが、それだけ集中して学びに没頭できた一週間でした。
研修では、歯周病学の最新の知見はもちろん、ムシ歯の成り立ちと予防を科学的に解き明かす「カリオロジー」の講義も受講しました。さらに最終日には、当院でもお勧めしている歯ブラシメーカー「Tepe」の本社があるマルメに移動し、工場見学と講義を受けるという貴重な機会にも恵まれました。
16年ぶりに訪れたイエテボリ大学でしたが、その根底に流れる「科学的根拠に基づき、患者さんの未来を真摯に考える」という哲学は、当時と何一つ変わっていませんでした。そして、その哲学こそが、私が日々の臨床で大切にし、実践してきたことそのものであると再認識できたことは、大きな喜びであり、自信となりました。
今回の研修で得た新たな知識と、再確認できた信念を胸に、これからも皆様のお口の健康を守るため、より一層質の高い医療を提供していく所存です。
今後とも、矢吹歯科をどうぞよろしくお願いいたします。